【23:19追記】追加の問い合わせがTwitterのTLで見られたので末尾に追記しました。

RS2以降ではスタートボタンを右クリックした時に出るメニューのうち、
「コマンド プロンプト」関連の2項目がPowerShellに置き換えられてしまいました。
無題3

これを簡単に設定で戻すことが可能ですが、RS2で「困った」と問い合わせる人が多く後を断ちません。
実はこの設定項目自体はWindows 8.1からあったのですが、デフォルトが今回変更され、大きな混乱を招いているという状態です。
そのため、Windows 10をTH1からお使いの方々は問題無いかと思いますが、
この記事ではメニューの項目を「コマンド プロンプト」に戻す方法について解説いたします。
手順は以下の通りです。

1. タスクバーの何もないところを右クリックし、「タスク バーの設定」を選択します。
無題2

2. 設定アプリが立ち上がり、タスク バーの設定にそのままジャンプするはずです。
その中の、「[スタート] ボタンを右クリックするか Windows キー+ Xキーを押したときに表示されるメニューで、コマンド プロンプトを Windows PowerShell に置き換える」がオンになっていますので、オフにしてください。
キャプチャ

3. 該当するメニューの項目が、コマンド プロンプトに戻っていることを確認してください。
無題

PowerShell独自のコマンドを打つのは、恐らく開発者レベルの方のみでしょう。
そのため、初心者の方は特にコマンド プロンプトの方に戻しておくことをオススメします。

【ヒント】
PowerShellメインだけどコマンド プロンプトもたまに・・・という方はPowerShell内で「cmd」コマンドを打つと切り替えられます。
逆に、コマンド プロンプトメインだけどPowerShellもたまに・・・という方は上記の設定をしておいたうえで、コマンド プロンプト内で「PowerShell」コマンドを打つと切り替えられます。

【ヒント】
ここに設定ではなく、コントロール パネルを表示する方法は無いので、タイルやデスクトップ等に貼るか検索(Cortana)で出すようにしましょう。