win10 (1)
実はWindows 10においては、わざわざ有償のライセンス認証を実行する必要は無さそうです。(ライセンス無認証を勧めるものではありません。自己責任において実行してください。)
ライセンス認証が完了していなくても、コマンドをひとつ打つだけで通常ロックされているはずのパーソナル設定をいじれるようになります。
また、Windows 8.1までは30日制限がありましたが、これに関する記述はどこにも無く、期間による機能制限は無さそうです。(Insider Previewによるビルド利用期限を除く)
というのも、こういう理由です。
ライセンス認証が無いWindows 10 Proです。
コマンドプロンプト(管理者)で「slmgr -rearm」を実行し、このPCを再起動したところ、パーソナル設定が利用可能になってしまいました。


こちらが「slmgr -dlv」の比較です。
キャプチャ

認証済PCは「ライセンスの状態:ライセンスされています」
未認証PCは「ライセンスの状態:通知」
となっています。

slmgr -rearmの実行可能回数を表す「残りの Windows 猶予期間リセット可能回数」が1001回とやたら多いわけです(確かWindows 7・8.1あたりは3回まででした)。右は一度実行しているので、1000になっていますが、「利用期限がいつまで」という表示が見当たりません。
それどころか、なんとロックされていたパーソナル設定を利用可能になってしまったのです… 

ということでバージョン1511、TH2、10586時点では
有効なライセンスが無くても、slmgr -rearmを実行すれば、全くと言っていいほど認証済と変わらないまま使えます

バージョン1607、14393ではどうなのかはもうちょっとだけお待ちください。