こちらは2016年8月2日配信以降のバージョンのWindows 10で発生する内容です。

原因はMacTypeに使用されているフォントレンダリングフック(横取り)ツールのバージョンが古く、新しいWindowsに対応していないために、横取りに失敗し続けるというものです。

こうなってしまった場合でも、落ち着けば対処出来ますので是非お試しください。 
考えられる状態
タスクバーなどいろんなものが全て固まっては、アプリが再起動され、また固まる…というのを無限に繰り返す。


この状態で出来ること
  • ロック画面表示
  • Windowsのログオン操作
  • Ctrl+Alt+Deleteキーによるセキュリティダイアログの表示のみ
    ここでタスクマネージャーを起動しても、すぐ固まってタスクマネージャーが落ちる。
    それ以外は応答する。
考えうる対処策
  • Shift+再起動による対処はどうか?ここからセーフモードに行けるはずなんだけど
    出来ます! 
  • 通常モードでのコマンドプロンプトからの操作
    →出来ません…これも落ちます。ただし、Shift+再起動からの起動はこの限りではありません。
  • ユーザーの切り替え、サインアウト
    →他のユーザーがMacTypeスタートアップしないのなら有効です。1ユーザーなら意味ありません。
ということで一番いい対処法
  1. MacTypeによって、クラッシュ連発状態に陥っているのを確実に確認してください。
  2. ログオンしている場合はCtrl+Alt+Deleteを同時押し、未ログオンの場合はパスワードの入力画面を出してください。
  3. 右下の電源ボタンをクリックし、Shiftを押しながら再起動を選択してください。
  4. 青い画面が出ますので、トラブルシューティングを選択
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  5. 詳細オプションを選択
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  6. スタートアップ設定を選択
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  7. 再起動を選択
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  8. キーボードの「5」を押下
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  9. ログオンすると、黒いデスクトップ画面が現れます。インターネットには有線接続であれば、繋がるはずです。
  10. もし、MacTypeの導入を一旦中止するのであれば、「C:\Program Files(x86)\MacType」(32bit版はC:\Program Flies\MacType)フォルダーの名前をリネームしてください。
    以後(従来通りの)GDIのみに対して適用させたい場合は、こちらの記事の通りにファイルを差し替えてください。
    DirectWriteの調整もしたい場合は、こちらの記事の通りにファイルを差し替えてください。
  11. 再起動して正しく起動することをお確かめください。
  12. もしDirectWriteの調整をした場合で、Chromeでの見やすさを確保する場合はこちらの記事を御覧ください。