今、TeamViewer経由の不正アクセスに関して話題になっています。

会社のパソコン付けっぱなしにしてたらハッキングされてAmazonで50万円分のXboxやらニンテンドーやらのコードを不正購入された件


TeamViewerを会社のPCに入れてアクセス出来るようにしているだけではなく、会社のPCなのにも関わらずAmazonのパスワード保存をしておいて誰でもログイン出来た状態なのもどうなのか、と思いますが…
(そもそも、Amazonや楽天などの有名所では購入前にパスワードの再認証が求められるはずです。)

色々この場合セキュリティの問題点は数多くありますが、最初は元凶の「TeamViewer経由で操作されないようにする」のをまずやらなければいけません。

可能な限りそのリスクを減らす方法について説明します。 
キャプチャ

TeamViewerの管理画面を開くとこのような形で表示されているかと思います。
特に注意してほしいのが「遠隔操作を受ける許可」の部分です。
使用中のIDは「3桁 3桁 3桁」形式の計9桁の数字になっています。
初期状態ではパスワードも割り当たっており、たった6文字の設定になっています!
9桁の数字+6文字パスワードの組み合わせが一致していれば、PCを操作出来てしまうということになります。これは総当りで十分可能な範囲となっています。 

そのため、ランダムパスワードのアクセスを無効化することを推奨します。個人的に遠隔操作をしたいだけなのであれば、左下に書いてある「無人アクセス」のほうの設定を行いさえすれば大丈夫です。

キャプチャ1
その他→オプション

キャプチャ2
セキュリティ→パスワードのセキュリティレベル→「無効化されました(ランダムパスワードなし)」を選択

これでランダムパスワードのみのアクセスが禁止されるようになりました。
個人的なパスワードの方も合わせて他のサービスで利用していないパスワードに変更することもおすすめします。