先日、Twitterにてこのような発表がありました。
該当記事はこちら 今後の予定:140文字をより活用できるように
  • 返信:誰かのツイートへの返信の際、ツイート冒頭に表示されていた@ユーザー名が文字数としてカウントされなくなります。よって、140文字すべてを自由に使ってメッセージを伝えられるようになります。
  • 添付:写真、GIF画像、動画、投票、引用ツイート分なども140文字の中に含まれなくなるので、そのぶんテキストを入れられるようになります。
  • 自分のツイートのリツイートや引用:自分のツイートにもリツイートボタンを表示します。これで、自分のツイートのリツイートや引用も簡単に行えるようになります。
  • 「. @ユーザー名」ツイート:誰かに宛てたツイートを他の人にも見て欲しい時、@ユーザー名の前に「.」を入れていらしたと思います。今後は「.」を入れる必要なく、@ユーザー名で始まるツイートは普通のツイートと同じように自分のフォロワーの方々に表示されるようになります。
  • 上記の変更は今後数ヶ月の間に順次行われます。
これはかなり危険な変更だと思っています・・・いよいよTwitterの強みが尽く潰され始めました…!
返信について:@ユーザー名を含めずに140文字カウント外に
一見問題が無いように見えますが、@から始まる英単語を使っている人たちに影響する恐れがあります。
例えば「This is a pen.」のような文章があったとします(そんなのね~よ)。その場合、「@This @is @a @pen .」と打つとなんとピリオドだけ、最後の1文字だけのカウントになってしまうのです。つまりこれを悪用すると、英語圏程度にはなりますがこれまで不可能だった超長文クソリプが可能になってしまいます。
業者が早いうちに悪用し始めるかもしれません。Twitter IDに英単語1つのみを利用している場合も通知欄が埋まってこれまでよりも危険です(aとかanあたりは元々凄いでしょうけども)

添付について:画像URL、投票等を140文字カウント外に
純粋にこれは喜ぶべき変更です。コミュニティを壊すような不合理な問題は見当たりません。寧ろ今までの謎の文字数減が無くなるのは喜ばしいでしょう。

自ツイートのRTや引用について:自分のツイートもRTが可能になる
RTをどの程度の頻度で許可するのか次第です。現状の他人のツイートと同程度かそれ以下にしてほしいものです。新鮮なのが埋もれ、代わりに同じコンテンツばかりが並ぶ可能性も高まり、あまり喜ばしくはないでしょう。
ちなみに、自ツイートの引用に関しては実は既に可能です。
Twitter公式よ、自分たちで何の機能を実装してきたのか把握してないだろ。 

「.@ユーザー名」動作をデフォルト化:@ツイートを全てTLに流すように変更
1番この変更が問題です!一般ユーザーでもリプが頻繁なユーザーはリムーブ・ブロックされる危険性が非常に高まります。もうDMするしか無いんじゃないんですかね?って感じです。
更に、この変更は返信機能付きBotにも影響します!返信機能付き=特定ワードに反応して自動的に返信するBotが割と一定数居るのですが、フォロワー全員のを監視しており、それに極力自動で反応しようと努力しています。これが仇となります。

ツイ廃と化した小泉花陽bot(@haijin_hanayo)を例にとってみましょう。
キャプチャ
フォロワーのツイートに対して1秒単位でリプを返信している様がわかります。
これが近い将来全て見境なしにTLに流れると思うとゾッとします。
それを見たユーザーはどうするか?フォローを止めるか、はたまたブロックまでしてしまう可能性だってあります。もし、多くのユーザーがBotに対してブロックを掛ければ凍結される危険性が高いと考えられます。
Bot側の対策としては、キーワード自動反応をやめるのが1番の防衛策になるかもしれません。

ユーザーの反発がこれで更に高まり、Twitterがオワコン化するか、この変更を取り消してユーザーを取り戻すかどっちになるかが不安です。