Android-x86ベースのRemix OS 2.0が明日リリースされる予定です。
何でかリークされてしまったので早速導入してみました。
その感想とか色々です。この記事はRemix OS 2.0上で執筆しています。
これはAndroid 5.1.1ベースのOSです。また、x86-64のOSのようなので64Bitに対応したCPUでなければ起動できない模様です。
USBブートして使うので、適切なUSBライティングソフトを利用してください。公式ツールでも通常は問題ありませんが、当方の環境においてはなぜか起動しなかったのでフリーソフトを利用したほうが無難です。
ざっくり言うと、5.1.1をベースにPCのマウスキーボードに特化したのがRemix OSです。
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通知がまるでWindows 10のアクションメニューですし、タスクバーもあります。ぶっちゃけWindows 10も見習って欲しいところがあります。
また、Play StoreなどGAppsに初めから対応してます。これはいいですね。
しかし、x86なのでARM特化のアプリ(特にゲーム)は動作しないので、互換性が100%あるわけではありません。そういうのを求めるなら黙ってNox App Playerを使いましょう。

ただし、初期設定がある程度必要になってきます。
まずインストール時に英語や中国語しか選べませんが、とりあえず英語を選択してください。黙って進んでいくと、デスクトップが現れますのでそこにある設定から日本語化しちゃいましょう。
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まず、言語と入力から言語設定を開きます。スクショは日本語ですので、これで位置を探してください。
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これでUIをさくっと日本語化。
また、時間もUTC(世界標準時)になっているので、自動設定をオフにして日本標準時を選択しましょう。 

更に、これでは日本語を入力できない状態です。英語や中国語しか使わねーよという変な日本人を除いては必須の設定です。Google Playストアを初めて開くと他のAndroid同様にアカウントの追加を求められるのでさくっとログイン。
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タブレットUIでGoogle Playストアが開きますので、ここからGoogle 日本語入力をインストールしてください。検索する際には日本語を打てないので、代わりに英名で「Google Japanese IME」と検索すると素早く見つけられるかと思います。
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入れたらGoogle 日本語入力を有効にし、キーボード設定を106/109キーボードにしてください。そのままですと、USキーボードになるため記号の入力方法が異なります。
これで日本語化は完了です。

感想
・USB 2.0で十分な速度を保てるのでなかなか良い。CPU能力に意外と依存?
 USB3.0以上の20MB/s以上の書き込み速度を出せるUSBを推奨してる割にはいいかな
・音楽再生は難なくこなす。Google Play Musicの無料アップロード曲は問題なし。
・Flashなしがかなり辛い。このブログに画像を上げるのにも専用アプリ必須。
・Office Mobileが無料で使えるのはいい!
・フォントレンダリングがさすがAndroid綺麗。Windowsのフォントレンダリングの糞さに呆れるかも。
・Guestモードじゃないと固まりまくる。要検証。
・変換キー横のひらがなボタンを押すとカタカナになるのがちょっとストレス。

大体こんなところです。
C2D以降のCPUなら対応し、動作すると思われるので8GB以上のUSBメモリを所持している方は一度試してもいいかも。Windowsには一切影響無しですし。 

さて再起動してWindows 10に戻そう。(おい)