※Androidネタではないですが、通常Android機なのでカテゴリはAndroidとGoogleに設定。

Linuxディストリビューションの1つであるUbuntu。
今回は、タブレット向けOSであるUbuntu TouchをMulti ROMにインストール。
使用感としては、ぶっちゃけAndroidのほうがずっと良い。
デザイン性というか操作性はDesktop版Ubuntuほど使いにくいということは感じず、意外と直感的に操作は出来た。
ところが、対応アプリケーションが全く無く、Officeの利用も互換すら無くままならない状況。
Nexus 7(2012)ならEnd of Lifeではあるものの、Ubuntu Desktop 12.04がインストール出来るらしいのだが、Touchの方に開発がシフトしてしまったために、不便を強いられるものとなってしまった。
Ubuntu Desktopが使えれば、PCと変わらない操作が割と出来ると思ったのに、調べても出てこないということはまぁ無いということなんでしょう。

インストール自体は簡単。TWRPをインストールし、Multi ROM版のものをZIPから焼き直し。
そして、Android側をTWRPからSuperSUをインストールすることでルート化。
その状態で、Multi ROM管理アプリが出ているので、それをインストール。
そのアプリで簡単にUbuntu Touchをインストールすることが出来る。
大体手慣れた人であれば1時間程度で済むはずだ。

この方法でインストールすると、Androidを残しつつも、起動時にUbuntu Touchも選べるようになる。
そのため、脱Androidしたいわけでなく、試したいだけの人ならば凄く有用だ。

ところが、まだこの記事を投稿した時点では、Android 6.0対応版が無い。 
そのため、すでにAndroid 6.0にしてしまった人はファクトリーイメージで5.1.1以下に下げてから作業をしなければならない。セキュリティリスクが多少発生してしまうことも考慮してほしい。更に、Androidの更新を行ってしまうと、対応版が出るまでは、起動に不具合が発生することもあるので、アップグレードをしないよう気をつけて欲しい。

まあ2013を持ってる人は素のAndroidを使い続けるか、Android系カスタムROMにとどめておいたほうが無難だし、有用かもね。