Build 10586がInsiderのFastリングに対してまず配信開始され、Slowリングに対しても配信が開始されました。このBuildではデスクトップ右下の評価コピーの表示が消えています。よって、このBuildがTH2正式版になる可能性が非常に高いわけです。
【追記】2015/11/13にバージョン1511として一般配信開始されました!
ちなみに、おそらくBuild番号はi586から取ったものなのでしょう。 
 
おさらいしておきますと、
TH1はBuild 10240(2015/7/28版)のことを指します。TH2はBuild 10586(バージョン1511)を指します。
ちなみに、今後は更に大きなアップデートが予定されておりその際にRS1,RS2,...とコードネームが変わる予定です。 

それで・・・
TH1→TH2で何が変わったの?内容は続きを読むから。
TH1→TH2で大きく変わった点は以下の通り。
・アクティブウィンドウにもテーマ色がつけられるように
 Windows 8.xのようにできるようになった。タスクバー等に色をつけるオプションを有効にすると変わる。
・Edgeブラウザのデバイスキャスト対応
・日本語版Cortanaの追加
 初期リリースのため、まだ音声認識能力は低いものの一応使えるように。
・メモリマネージメントの改善
 圧縮メモリによってページングする前にまずメモリ上で圧縮しようとするように変更され、より軽快に。
・ コンテキスト(右クリック)メニューのデザイン変更
 一部ダークテーマ化
そのほかにも、タスクバーのボタンが反応しないことがある問題が改善していたりする模様。

Build 10240からInsider Buildの配信開始を押すと、Build 10586が配信され更新が始まりました。
なぜか、更新後Insider Buildの配信設定を見ると解除されています。きっと前のバージョンの製品版から新しいバージョンの製品版へのアップグレードと見なされたためか、Insider Buildではないと思われたのでしょう。
まぁ、数日後には一般配信されるでしょう。 

また、Pro以上のみにはなりますが、アップグレードを延期するオプションを有効にすれば、数ヶ月はTH1のまま維持できます。アップデート後問題があった場合には、回復のオプションから前のビルドに戻すというオプションからTH1に一時的に戻せるので覚えておいても損はないかと思われます。