コントロールパネルから追加する項目が削除され、新しい設定アプリに移動。
家族とその他のユーザーと2つに分かれているが、これについて。 
設定→アカウント→家族とその他のユーザー
ここに飛ぶと、「家族」「その他のユーザー」に分かれている。

「家族」
小さい子供が居るなどペアレンタルコントロールをしたい場合に有効。「保護者」「お子様」に分かれており、利用に関して保護者がお子様のアカウントの利用を一部制限することが出来る。なお、「保護者」「お子様」共に持っているメールアドレスを利用するか、outlook.jpドメイン(旧Hotmailと言えばピンと来る人も多いのではないのだろうか)のメールアドレスを作成してユーザーを作成する必要がある。

「その他のユーザー」
従来からのアカウント追加と同等。
MSアカウントを利用したユーザー追加、ローカルアカウントでのユーザー追加の2種類を継続して選択できる。
しかし、追加を押すとMSアカウントを利用するように誘導される。
回避する方法もあり、これを避けたいユーザーは
・インターネット接続をその時だけ遮断する
・インターネット接続を継続したまま「追加するユーザーがメールアドレスを持っていません」→「Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」を選択する
この2つのどちらかの方法でローカルアカウントの作成が可能である。

ローカルアカウントでの制限としては、
・Windows ストアを含むストアアプリの動作が一部制限される
・Windows 10のクリーンインストールが出来ない可能性(一つでもMSアカウントを持つアカウントがあれば問題なさそう。ローカルのみのPCで要検証だったり)
・insider ビルドの入手が出来ない
・個人設定の同期が出来ない
・OneDriveの同期が出来ない(ブラウザアクセスによる利用は可)
・もしかしたらCortanaがリリースされた際に利用が出来ない可能性、利用できてもパーソナライズの一部に制限が発生する可能性(日本での提供開始後、要検証)
などがあげられる。
あくまで、Windows 7までと同等の機能を使うだけなら基本的には不便しないが、これを期にMicrosoft アカウントを作成し認証したほうが良いのかもしれない。