動画サイトとしてはお馴染みのYouTube。
現在、Wii / Wii U / 3DS / PS3 / PS4 / iOS7以降 / Android / PCなどと多種多様なデバイスに対応している。
この違いなどについての考察。
コマンドプロンプト4

【PC】 HTML5,1080p
もはや何も語る必要はあるまい。一番慣れ親しんでいるインターフェース。
ただ、これを見て欲しい。
キャプチャ
素直にキャプチャしただけ。PNG画像で劣化は無い。
YouTubeのHTML5プレイヤーはあまりにもインターレースを素直に出しすぎてしまうのだ。
動画をUPする側にも問題があるのかもしれないが、 見る側にとってもこれは辛すぎる。
自動では非最大化時480pが基本的に上限。手動選択可、変更時シームレス再生。

【Android 4.4】
Xperia Z2,1080p
こちらも基本的にクセが無く、基本的に問題なく見られる。
自動ではWi-Fiで720pか1080pが選択される。手動選択可だが一度停止。
PCと比べてもインターレースがキツくなく凄く見やすい。同じ動画とは思えない。
image
また、対応する機器(後述するPS3/PS4等)が別途あればそちらのコントロールも可能。


【Wii】
Wiiショッピングチャンネルから無料DL可能。
ただ、所詮2006年12月に発売した古いハード。凄く動作がもっさり。しかもWiiの性能により480i/pの出力が限界。 動画自体も360p固定?のようで、凄く汚い。(直撮り比較後述)
Androidとの連携による、動画コントロール対応。

【PS3】
PlayStation Storeから無料DL可能。PlayStation Storeの動作が重く探しにくいので検索するのが吉。
PS3もWiiと同世代のハードだが、さすがCellプロセッサ。動画の再生は余裕。メニュー選択時に多少引っかかることがあってもそれほどストレスにならない。しかもHDMI端子付きなので1080p出力が可能な点にも注目。
最初使い始めて1分程は回線速度を測定するのか、仮に360pで再生してしまうものの、それ以後は回線速度に合った画質に切れること無くシームレスに変更する。 最高1080p。手動選択不可。
Androidによる動画コントロール対応。
PS3の内蔵Wi-Fiは11b/g(最大54Mbps)と古い規格で1080pはやや辛いと思われるので高画質で見たいなら有線or外部イーサネットコンバータ推奨。

【PS4】
PS3と同じくPlayStation Storeから無料DL可能。もしくは、ビデオサービスの項目に既にDL用リンクがあるのでそれを選択。PS4のPlayStation StoreはPS3に比べて非常に軽いのでそれほどストレスではないだろう。
PS3で多少感じたメニューのもっさり感も無く極めて快適の一言。Wiiしか持ってない人でYouTubeを綺麗に見たいから、という理由で乗り換えてもいいような気さえするほど。まあそういう人たちはお金を考えるとChromeCastのほうがいいような気がするが。
基本的にPS3と同じだが、2.4GHz帯11nまで対応しているため、無線でも余裕で1080p再生をこなすことが可能だった。
画質もPS3と同じく自動のみ(最大1080p)、手動選択不可。
Androidによる動画コントロール対応。

【パナソニックDIGA】
え?DIGA?ええ、あのレコーダーのディーガですよ?
DMR-BWT650を所持していてふとしたことでYouTube再生機能もあることに気がついた。
UI的にはPS3/PS4とほぼ同等なもの。そのため、画質や機能仕様はほぼ一緒。
だが気になったのが画質の自動変更が掛かる際に、数秒無音化する現象が起きることだ。どうしても性能が追いつかないところがあるのだろうか?それでも一度変更されて再生が安定してしまうと、PS3並に快適に再生出来て驚きを隠せなかった。
どうやら、現時点では2013年頃以降発売の「テレビでネット」機能対応のパナソニックレコーダー等で対応しているようだ。
Androidによる動画コントロール対応。

【Wii/PS3比較】
DSC_0155
 直撮りで申し訳ないが、Wiiは輪郭が潰れまくり。PS4は1080p再生/出力のおかげではっきりした画質。

【総評】
テレビでYouTube見たいならWii以外で見よう。Chromecastが無くても先述した機器どれかがあればYouTube限定でAndroidからキャスト(コントロール)出来るぞ。やり方は別記事にて。